地域循環型の牧場経営をめざして

 大志ファームは、養豚250頭の一貫飼育、肉牛の育成及び、採草生産を主とした農業生産法人を目指しております。
 牧場内には食品リサイクル工場を併設し、十勝管内の公共施設から排出される残滓、工場からの野菜残滓や加工残滓を家畜飼料化し、主に育成豚に与え、又母豚や種豚、子豚には主に配合飼料とリサイクル飼料を成分調整し、独自のデータに基づきブレンドした自家飼料を与え、育成して行くつもりです。
 養豚は豚の健康を第一に考え、放牧をメインに、自然環境の中でストレスの無い健康な豚の飼育を目指します。豚は世界的に優れた育種改良技術により生まれたハイポー豚(国内唯一のハイブリッド豚)・ケンボロー豚を導入し、その特徴は多産系で育成の期間が、他の品種にくらべると1ヵ月程度の短縮ができ、放牧での飼育でも経済的に安定した生産出荷が出来ます。
 養豚施設では、種豚・育成豚の寝床に切藁を敷きEM菌(発酵菌)を使用し、発酵熱で冬も暖かく糞尿の臭いも抑え、更に堆肥を作り畑へ還元して行きたいと考えております。分娩・哺乳では、重点的にストールの洗浄、消毒を行い、温度管理・換気、そして子豚の飢えと圧死に注意し、従業員一同が一丸となって作業に努めます。
 また、雇用に於いても、出来る限り地域貢献を主に考え取り組んで行きたいと考えております。
 大志ファームは、地域の皆様との調和をはかり、豚肉の安心・安全・安定供給をめざし、飼料製造から肥料製造まで、地域循環型の牧場経営を目指してまいります。
農業法人 大志ファーム

代表取締役 橋 本 大 志
従業員一同
大志ファーム近くの風景

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